bibou
UC 10日締め 翌月5日支払
セゾン 月末締 翌々月4日支払
車60%
会計備忘
賃貸契約
賃貸契約
(ちんたいけいやく)
文字ばっかり並んでいても、いまいちイメージし難いと思うので、賃貸契約に係る仕訳を表で
まとめてみました ^^)/
(2008年11月 更新)
【 賃貸契約の仕訳例 】
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
敷金 | 255.000 | 現金 | 521.100 |
地代家賃 | 200.000 | - | |
支払手数料 | 33.600 | - | |
消耗品費 | 21.000 | - | |
損害保険料 | 11.500 | - |
あくまでも私の場合の仕訳ですが・・・、
礼金は 「地代家賃」に含めて経費計上、
仲介手数料と事務手数料は 「支払手数料」へ、
鍵交換料は繰延資産に該当しそうですが、20万円未満なので 「消耗品費」で一括経費、
火災保険料は 「損害保険料」。
ちなみに・・・、
退去時の 「敷金」勘定の仕訳は・・・ 「敷金」をご参照下さい ^^)/
クレジット支払
5/30
事務用品費 10,000/未払い金 10,000
7/2(実際に落ちた日?)
未払い金 10,000 / 預金科目 10,000
車購入関連
購入したらとりあえず車輌運搬グへ。この段階では資産で経費に七っていません。
※ 金額は、こちらで適当に当てはめています。借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
車両運搬具 | 1.050.000 | 事業主借 | 1.500.000 |
損害保険料 | 139.500 | - | |
支払手数料 | 50.000 | - | |
租税公課 | 250.020 | - | |
預託金 | 10.000 | - | |
雑費 (※1) | 480 | - |
そして、決算月に当年度分の減価償却費を計上するのですが、
この段階で、経費計上と同時に家事按分を行います。
・初年度の減価償却費・・・ 1.500.000 X 0.25 X (12/12) = 375.000円
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
減価償却費 | 187.500 | 車両運搬具 | 375.000 |
事業主貸 | 187.500 | - |
後は、同じ要領で減価償却を進めていきます。
家事按分は「事業主貸」で按分します ^^)/
家電エコポイント
①建物完成時
建 物 30,000,000 / 現預金 30,000,000
②ポイントを受取った時は何もしません。
③ポイントを利用した時
・プリペイドカードに交換した場合
貯蔵品 300,000 / 雑収入 300,000
・ポイントで追加工事を行った場合
処理なし
※固定資産の追加取得金額から直接控除するので、
処理不要となります。
法人が、家電や住宅のエコポイントを取得した場合
法人税法上は、ポイントを商品や商品券と交換した段階で、1ポイント1円で換算したポイント相当額の収益計上が必要となります。
具体的な会計処理としては、
エコポイントを商品券等に交換した場合
(仕訳) 貯蔵品 / 雑収入
その商品券等で備品などを購入した場合
(仕訳) 消耗品費 / 貯蔵品
となります。
また、住宅エコポイントを、資本的支出となる追加工事の代金に充当した場合には、
追加工事代金支払い時に、
(仕訳) 建物 / 未払金
ポイント交換時に、
(仕訳) 未払金 / 雑収入
となります。
このように、ポイントを交換する時に課税関係が生じ、交換したエコポイント相当額は収益として計上しなければなりませんが、使ったポイント相当額は費用として、あるいは資産として計上することになり、結果として課税される部分は限定的なものになります。
また、住宅の追加工事でポイント相当額を代金に充当する場合、それが固定資産の取得であっても、ポイントにはエコカー補助金のような補助金の性質はないので圧縮記帳の対象にはなりません。
勘定科目「受取利息」とは
勘定科目「受取利息」とは、金融機関に預けている預貯金の利息、国債や社債の利子、他社への貸付による利息などを処理する勘定科目です。
勘定科目「受取利息」の仕訳例
・当社の普通預金口座に利息1,600円が振り込まれた。
(借方)普通預金1,600 / (貸方)受取利息2,000
(借方)租税公課400 /
預貯金の利息には20%(国税15%、地方税5%)の税金が課税されるため、預金に振り込まれる金額は税引き後の金額になります。税金は租税公課勘定を使って処理します。
- こっちでやります。
【事例1】普通預金につき利息が入金された場合
個人名義の普通預金の利息3,200円が入金されました。
なお、源泉所得税等20%(国税15%および地方税5%)が差し引かれています。
①その口座を事業用として記帳管理している場合
(借方) 普通預金 3,200 (貸方) 事業主借勘定 3,200
買ったエアコンを減価償却に当てる
工具器具備品には、全額計上します。
購入時の仕訳
工具器具備品/現金200,858円
減価償却費の計上
減価償却費/工具器具備品15,064円
事業主貸勘定/工具器具備品15,064円
18年3月の取得で18年末残は、170,730円です。
19年分の減価償却費は
減価償却費/工具器具備品18,077円
事業主貸勘定/工具器具備品18,077円
19年期末帳簿価格は134,576円になります。
仕訳例
損害保険の当期分の保険料を支払った。契約期間3年、保険料150,000円、当期保険料50,000円である。
借方 貸方
保険料 50,000 普通預金 150,000
前払費用 100,000
当期分の保険料30,000円を、前払費用で計上していた未経過保険料から計上した。
借方 貸方
保険料 30,000 前払費用 30,000
営業用の自動車を購入した。1年分の自賠責保険料60,000円を現金で支払った。
借方 貸方
保険料 60,000 現金 60,000
賃貸料按分決算仕訳
12月31日の、決算仕訳で家事按分を行うパターン。毎月5,000円づつ、事業用口座から引き落とされている場合。
(毎月の仕訳)
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
通信費 | 5.000 | 普通預金 | 5.000 |
家事使用分は、決算時にまとめて「事業主貸」へ振り替えます。
(決算日の仕訳)
借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
---|---|---|---|
事業主貸 | 48.000 | 通信費 | 48.000 |
60,000円 × 80% = 48,000円 ・・・ 家事使用分の通信費。
この決算仕訳で、事業用として使った通信費の20%が、必要経費として
帳簿上へ残ります。
売上と仕入
青色申告では「発生主義」が基本なんですが、売上げに関しては「実現主義」という会計主義
が原則になります!
※ 「実現主義」 ・・・ 発生よりも、取引・販売の 「実現」を重視する会計主義。
「実現主義」は「発生主義」の親戚のような感じですが、あまり深く考えすぎると解決しないの
で、具体的な取引を例にして「実現主義」を説明しておきます。
売上げのタイミングを簡単に言うと・・・
「商品・サービスの納入」と「対価の収益」が実現した時です ^-^)/
「商品・サービスの納入」は引渡しの実現、「対価の収益」は対価(商品代金)が確定している
事と、収益が実現(入金が確定)している事を言います。
なんだか ややこしいですね~ ^^
売上は
ちなみに、商品の発送前に商品代金が振り込まれた場合には・・・、
借方 金額 貸方 金額
普通預金 10.000 前受金 10.000
といった感じで 「前受金」勘定で入金処理をして、
商品を発送した時には・・・、
借方 金額 貸方 金額
前受金 10.000 売上高 10.000
こんな具合で仕訳をします ^^
【 商品を仕入れたっ! 】
商品の仕入れはもちろん、「発生主義」でお願いしま~っす!
で、「発生主義」による 「仕入高」の計上タイミングは・・・、
「商品が納入」された時点が基準です ^-^)/
請求書を受取った時点ではありませんよ~!
クレジットで仕入れた
仕入日
【仕入 ○○円/買掛金 ○○円】
引き落とし日
【買掛金 ○○円/事業主借 ○○円】
または
仕入日
【仕入 ○○円/事業主借 ○○円】
引き落とし日
【仕訳なし】
先方負担の振込手数料だけど、銀行に手数料を払っているので借方?
支払いをする際に、振込手数料を差し引いて支払うこともあります。
支払先から「振込手数料を差し引いてお支払いください」と記載されている場合です。
たいてい「振込手数料はご負担ください」と記載されている請求書が多いです。
例えば、1,000円の仕入を210円の手数料を差し引いて支払った場合。仕訳で言うと、
仕入 1,000/預金 790
振込手数料は銀行に支払うので、
支払手数料 210/預金 210
合算すると、
仕入 1,000/預金 1,000
支払手数料 210
あれ、借方(左側の合計)と貸方(右側の合計)の合計が一致しませんね?
「先方負担の支払手数料」をどう考えるか?なんです。
振込手数料分を「値引き」と考えれば、仕入から差し引きます。
仕入 790/預金 790
支払手数料 210/預金 210
そうすると、貸方の預金勘定がまとめられますので、、
仕入 790/預金 1,000
支払手数料 210
となって 貸借が一致します。
もう1つの考え方があって、振込手数料を「支払手数料分差引く」です。
仕入 1,000/預金 790
/支払手数料 210
支払手数料 210/預金 210
そうすると、合算した結果、貸借両方に支払手数料勘定がありますので相殺されます。
仕入 1,000/預金 1,000
となって、貸借が一致します。
結果・・・考え方によって、仕入金額が違ってきてしまいますね。
さて、どちらの処理が正しいと思いますか?
どちらで処理しようと思いますか?
売掛で販売した場合には・・・、
売掛債権・・・つまり、商品を掛(つけ)で販売した場合には、代金を請求できる権
利を有することから、入金が確定している立派な 「収益の実現」に該当します。
商品代金後払いでも、商品を引き渡した時に売り上げて下さいね~ ^^
売掛で商品を渡した時には・・・、
売掛金 20.000 売上高 20.000
賃貸物件関連
事務所や店舗を借りた場合に支払う礼金、敷金(保証料)、仲介手数料の取り扱いは次のようになります。
1.礼金
(1) 礼金の金額が20万円未満の場合
支払い時に全額費用処理ができます。
勘定科目は「地代家賃」で処理します。
(2) 礼金の金額が20万円以上の場合
税務上の繰延資産となり支払時は資産(勘定科目は「礼金」など)として会計処理をします。
決算時に以下に応じて償却計算をします。
① 賃借期間(契約期間)が5年以上 5年間で費用処理
② 賃借期間(契約期間)が5年未満 賃借期間(契約期間)で費用処理
②の例
礼金 40万円 賃借期間(契約期間)4年 決算期 4月1日~3月31日
10月25日契約
初年度
(注)
40万円 X 6月(10月~3月までの6月)/4年X12月=5万円
(注)初年度は契約月の10月から決算月3月までの6月間が償却できる期間
1月未満は1月とカウントします。
2年度~4年度
40万円 X 12月/4年X12月 = 10万円
5年度
4年目迄の未償却の残額
2.敷金(保証金)など契約満了日に返還されるもの
敷金は預け金的性格のものであるため費用とはなりません。
敷金・保証金など資産の勘定科目で会計処理をします。
3.不動産屋に支払う仲介手数料
事務所や店舗の賃借に伴う仲介手数料は支払い時に全額費用処理ができます。
勘定科目は「支払手数料」が一般的です。
あるいはこんなパターン
先日新しい事務所の賃貸契約をしてきました。契約時に支払った項目、金額、支払先は概ね次の通りで、全て現金で支払いました。
それぞれの項目の勘定科目と仕訳を教えてください。
賃貸契約期間は、7/15から2年間です。
また当社の決算は3月末ですが、決算時の振替処理がありましたら、合わせて教えていただけると助かります。
1.敷金:400,000(うち償却200,000)→大家さん個人
2.礼金:420,000→大家さん個人
3.前家賃(7、8月分):315,000→大家さん個人
4.前共益費(7、8月分):47,250→大家さん個人
5.火災保険料(2年掛捨):41,090→管理会社
6.仲介料:210,000→不動産仲介会社
7.保証料(半年分、掛捨):230,000→連帯保証人代行会社
特に、7の連帯保証人代行の保証会社への保証料がよくわかりません。保証料とはいっても、一切帰ってこないお金ですし、期間も今期中の分なので、費用に計上したいのですが、科目が??です。
よろしくお願いします。
下記のようになります。
貸方は全額 「現金」です。
借方
敷金 200.000(返還される分)
長期前払費用 200.000(返還されない分)
繰延資産(礼金) 420.000
賃借料(前家賃) 315.000
賃借料(前共益費) 47.250
保険料(1年分) 20.545
前払費用(1年分) 20.545(来期に保険料へ振替え)
支払手数料(仲介料)210.000
支払手数料(保証料)230.000
敷金は差入保証金でも良いです。
今回は該当しません、が敷金の返還されない分が200.000未満であれば、支払時の経費として処理できます。
長期前払費用は繰延資産でも良いです。
なお、長期前払費用200.000(返還されない分)と、繰延資産(礼金)420.000については、5年又は、賃貸期間が5年よりも短い場合は、その年数で償却します。
償却時の仕訳
支払手数料 **** / 繰延資産(又は長期前払費用)